心の学校(アイジーエー)から、メッセージが届きました。
2023年、令和5年にふさわしい言葉だと思いました。
「佐藤康行メッセージ」
〜真我と煩悩即菩提〜
いよいよ、除夜の鐘が鳴る時期が、近づいてきました。
除夜の鐘は、108回鳴らしますが、108の煩悩を消すためにです。
これは儀式というか、煩悩の108はともかくとして、私たちは真我(真の我)以外は、偽我(偽の自分)はまさに、
煩悩の塊なのです。
でも、「煩悩即菩提(ぼんのうそくぼだい)」という言葉もあります。
その煩悩のところに、菩提(真我)。
愛そのもの、大調和の自分がいるのです。
その大調和の真我である、愛そのものの自分を、引き出すことによって、
その煩悩が、即消えていく という意味です。
それが、煩悩即菩提という意味です。
ですから、煩悩も元々は、菩提そのものなのです。
言うならば、空を見上げて、雲が煩悩だとしたら、
その向こうにある太陽が菩提であり、真我なのです。
その雲もすべて、太陽が作り出したものなのです。
まさに菩提が、真我が作り出したものなのです。
その煩悩が、雲が、雨になり、そして、地上を潤してくれて、人間をはじめ、あらゆる生命体を、生きとし、生かしてくれているのです。
ゆえに、雲も太陽といっていいでしょう。
ですから、皆さんが色々な煩悩がある。
悩みやら、苦しみやら、それはすべて愛として受け止めた時に、
苦しみから、解放されてくるのです。
そういう意味で、 108の煩悩というのは、 その意味なのです。
「煩悩即菩提」
真我そのもの。
ということを、忘れないようにしていきましょう。
佐藤康行